カサカサさんはお口の臭いも深刻!? 乾燥による口臭を防ぐには

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乾燥がかなり気になる今日この頃。忌まわしい乾燥ですが、実は肌や喉に影響するばかりでは無く、口臭の原因にもなります。しかも、食べものによる原因以外の口臭は"ゴミのニオイ"に似た成分も含まれるんです!絶対避けたい乾燥に夜口臭のメカニズムと予防法について確認してみましょう。

乾燥で口臭が起こるワケ

病気による口臭やにんにくなどをはじめとした食べものによる原因以外での口臭は『VSC(揮発性硫黄化合物)』という物質が原因とされています。卵が腐ったような匂いの硫化水素(H2S)と野菜の腐ったような匂いのメチルメルカプタン (CH3SH)、更にゴミのニオイに似たジメチルサルファイド((CH3)2S)といったあらゆる悪臭の成分が混ざり合って発生するのが口臭なのです。

ではどうして乾燥によって口の中で悪臭が発生してしまうのでしょうか。口臭が乾燥よって発生するメカニズムは以下の通り。

1:乾燥によって唾液が少なくなり、口の中の細菌の活動を抑える作用が低下

2:細菌が活動しやすくなることで口の中の細菌が増える

3:口の中の細菌が増えるのに比例して口臭の元を作り出す細菌も増える

4:細菌によって口臭の原因になる悪臭成分がたくさん作られ、口臭が強くなる

■水分をマメに摂るのが大事

乾燥による口臭を防ぐにあたって一番効果的なのは水分の補給。口の中を潤して細菌の発生を抑えることで口臭予防に繋がります。冬場は寒さが増し、水分補給を忘れてしまいがちですが、乾燥してしまいがちな今の時期もまた意識的に水分を補給することを忘れないようにしましょう。

また、口臭の予防という観点から見て好ましい水分はずばり、お水!水には糖分やカフェインといった口臭の原因になる成分が一切入っておらず、無駄なく、効率良く口の中を潤すことが出来るからこそ、水分を補給する際はお水を選べば間違いないでしょう。

お肌の乾燥と同じく絶対に防ぎたい口臭。肌も口も乾かないように、水分補給を怠らないようにしたいものですね。