スマートフォンが子どもの寝不足を誘発―。文科省が30日公表した小中高校生の生活習慣に関する全国調査で、情報機器が就寝時間に与える影響が明らかになった。
携帯電話・スマホを利用してメールやインターネットを見ていない中学生の85%が午前0時前に寝るのに対し、4時間以上利用する人の場合は47%に減少。1~2時間の場合は78%、3~4時間では64%と、使う時間にほぼ比例して就寝が遅くなった。
テレビやパソコンなどを含む情報機器に就寝前まで接する日が「よくある」とした中学生の78%は「朝、布団から出るのがつらい」と答え、接しない生徒でつらさを感じているのは61%。