夜更かしは早起きより糖尿病リスクが高い(2015.4.13 ヘルスデージャパン)

同じ睡眠時間でも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病リスクが高いことが、「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」電子版に4月1日掲載の研究で示された。 高麗大学校安山病院のKim氏らが47~59歳の韓国人約1,600人から睡眠習慣を聞き取り、健診結果との関連を分析した。対象のうち95人は夜更かし型、480人は早起き型、残りはその中間だった。解析の結果、夜更かし型は早起き型より糖尿病(OR 1.73、95%CI:1.01-2.95)、メタボリックシンドローム(1.74、1.05-2.87)、サルコペニア(3.16、1.36-7.33)のリスク上昇に関連することが明らかになった。夜更かし型の男性は糖尿病およびサルコペニア発症率が、夜更かし型の女性はメタボ発症率が高いという性差もみられた。

テレビ視聴時間が長いほど糖尿病リスクに(2015.4.13 ヘルスデージャパン)

糖尿病前症患者では、テレビ視聴時間が1時間増すごとに2型糖尿病リスクが3.4%高まることが「Diabetologia」電子版に4月1日掲載された研究で示された。 米ピッツバーグ大学の Kriska氏らによる検討。2002年報告の糖尿病予防プログラム(DPP)試験データを活用し、長時間の座位と糖尿病リスクの関連を解析した。介入前の参加者は全員、1日140分をテレビ視聴に費やしていたが、DPPで生活習慣介入が行われた群では視聴時間が1日22分短縮した。薬物療法群のテレビ視聴短縮は3分、非介入群では8分だった。この結果を他の因子で調整したところ、糖尿病前症患者ではテレビ視聴が1時間長くなるごとに糖尿病リスクが3.4%高まることが判明した。

歯周炎は女性の方が悪影響、心臓に直接的な有害性(2015/4/9 Medエッジ)

歯周炎と心臓や血管の病気との関係が言われることがあるが、女性と男性を比べると、歯周炎は女性に対してより悪影響が大きいという研究報告が出ている。

イタリア、カリアリ大学の研究グループが、歯科専門誌のジャーナル・オブ・エンドドンティクス誌で2015年3月20日に報告した。
血管や炎症への影響を見る
研究グループは、歯の根元で炎症が起きる「根尖性歯周炎(AP)」が心臓や血管の病気にどのような影響を及ぼしているかを検証した。対象としたのは、20歳から40歳の根尖性歯周炎を患う男女。

炎症に関係する指標のほか、血管の機能と関係したいくつかの指標を確認していった。具体的には、血流への血管の対応力を示す「内皮血流予備能(EFR)」、血管を広げる作用のある一酸化窒素合成酵素(NOS)を邪魔する「非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)」。

異物への反応を示す指標として、攻撃力を高める「インターロイキン2(IL-2)」や「腫瘍壊死因子α」「活性酸素種(ROS)」も調べている。
女性ホルモンが影響か?
根尖性歯周炎の男女はともに内皮血流予備能が低下して、インターロイキン2が増加していた。

活性酸素種は女性のみで増加。非対称性ジメチルアルギニンは男性のみで増えていた。

男性では非対称性ジメチルアルギニンが増えるほど、インターロイキン2が増えて、内皮血流予備能は低下した。

女性ではROSとEFRの間で有意な負の相関が認められた。

男性での根尖性歯周炎は血管の働きに影響する一方で、女性では活性酸素が増えており、より直接的な有害作用が出てくると示された。

研究グループは、「差は女性のエストロゲンの血管の保護作用が関係している」と推定する。

歯の治療は早めにしたい。

 

歯磨き習慣、男女に違い?(2015/4/10 日経WOMAN)

オンラインリサーチサービス「アイリサーチ」を運営するネオマーケティングは、オーラルケアに関する調査結果を発表した。それによると、歯を磨くタイミングは「寝る前」、次いで「食後」が多いが、男女間で習慣の違いが見られるという。

20歳―59歳の男女400人に歯を磨くタイミングを尋ねたところ、「寝る前」に歯を磨く女性(74.0%)は男性(56.5%)より格段に多かった。「食事をした後」も女性(68.5%)が男性(49.0%)を大幅に上回り、「出かける前」でも女性(23.0%)が男性(17.5%)より多い。一方、「朝起きたらすぐ」「気が向いたら」磨くという人は男性が女性を上回った。

1回の歯磨きにかける時間は「2―3分未満」との回答が28.0%と最も多かった。1回の歯磨き時間は最低3分は必要と言われているが、3分未満が全体の47.8%を占めている。年代別で見ると、50歳代は3分未満で済ませる人が61.0%と最も多く、30歳代は3分以上かけている人(62.0%)が他の年代より多い。

使用しているオーラルケア用品を挙げてもらうと、「歯ブラシ」(92.3%)、「歯磨き粉」(83.0%)が主流で、それ以外の「マウスウォッシュ」「歯間ブラシ」などを使う人は3割以下に減少する。特に20歳代は歯ブラシと歯磨き粉以外を使用する人が他の年代より少ない傾向が見られた。

自分の歯に自信があるかとの問いに対しては、「自信がある」(「とても自信がある」「まあ自信がある」の合計)は21.5%にとどまり、約8割は自分の歯に自信がない。年代別では、「自信がある」と答えた割合が最も高いのは20歳代(26.0%)、次いで50歳代(22.0%)が続いた。

 

唾液が少ないと口内が細菌まみれに? 歯科従事者お勧めの対策方法は……(2015/4/8 マイナビニュース)

フィリップス エレクトロニクス ジャパンはこのほど、全国の30代~50代の男女600名と歯科医師・歯科衛生士100名を対象に実施した「お口の乾燥と唾液に関する調査」の結果を明らかにした。

     
日常的に口の中が乾燥していると感じることがありますか(一般)
 
唾液には、口内の細菌の繁殖を抑える「緩衝作用」や口内の細菌の活動を抑える「抗菌作用」など、オーラルケアの観点からさまざまなメリットがある。ただ、年齢を重ねるにつれて、唾液の分泌量が減少したり、サラサラの唾液からネバネバの唾液へと変わり質の低下が起こったりするという。

実際、同社が日常的に口の中が乾燥していると感じることがあるか尋ねたところ、一般人の5割以上が「よくある(9.2%)」「たまにある(45.5%)」と回答した。歯科従事者でも約4割が「よくある(5.0%)」「たまにある(34.0%)」と回答している。全体でも52.4%と、約半数が日常的に口の中が乾燥していると感じていることがわかった。

口を潤すためにしていることについて聞くと、全体のトップ3は「飲み物を飲む(70.4%)」「口をゆすぐ/うがいをする(45.6%)」「水を口に含む(43.7%)」だった。歯科従事者は、「舌を動かす(32.0%)」「唾液線マッサージをする(28.0%)」「アゴを動かす(24.0%)」など、口の周りを動かして唾液の分泌につながる方法を実践している人が多かった。

医療法人社団誠敬会 誠敬会クリニック内科・歯科の田中真喜先生は、「飲み物を飲むことで口内を潤すことができる一方、糖分を含んだものは虫歯や糖尿病のリスクを高めます。舌や唇を動かしたり、唾液腺マッサージをしたりするだけでなく、食事の際に咀嚼(そしゃく)回数を増やして口の周りを動かす習慣をつけることが大切です」と指摘している。

     
口を潤すための口の周りを動かす対策における一般人と歯科従事者の違い
 
これまで唾液の作用について知る機会はあったか尋ねると、「まったくなかった(9.8%)」「ほとんどなかった(60.0%)」と一般人の約7割はそのような機会に恵まれなかったと回答した。

唾液についてもっと知りたいと思うか聞くと、一般人は「とても知りたいと思う(17.2%)」「少し知りたいと思う(63.0%)」と答えた。歯科従事者では「とても知りたいと思う(56.0%)」「少し知りたいと思う(35.0%)」 と、9割以上が興味を示している。

     
唾液についてもっと知りたいと思いますか?
 

寝すぎは本当に危険!8時間以上の睡眠で「脳卒中リスクは2倍」(2015/4/8 Suzie)

「春眠暁を覚えず」の言葉通り、春はよく寝られ、寝過ごしてしまうこともありますよね。「もっともっと眠っていたい!」なんて思いませんか?

しかし、あまり寝すぎるのも危険なのです! イギリスのケンブリッジ大学が、8時間以上眠る人は脳卒中リスクが高まるという研究結果を発表しました!

寝不足が体に悪いことは既に知られていますが、寝過ぎも体に良くないことはあまり知られていないので、ちょっとビックリですよね。惰眠は相当、体に悪影響があったのです……。

それでは、本当に健康にいい睡眠時間は何時間なのでしょうか? 別の研究で、ベストな睡眠時間が報告されているので、一緒にご紹介したいと思います。

■8時間以上寝ると脳卒中になりやすい

ケンブリッジ大学の研究チームは、42~81歳のイギリス人1万人を対象に平均9.5年間行った調査で、8時間以上の睡眠が脳卒中のリスクを46%高めることを発見しました。

2回にわたる睡眠時間の調査で、どちらも8時間以上寝ていると答えた人の脳卒中リスクは、6~8時間と答えた人の2倍あったのです。

研究チームは「睡眠時間の長さと脳卒中リスクの関連は明らか。心臓・血管系の障害の結果として睡眠時間が長くなることもある」とコメント。

そもそも睡眠不足は代謝を阻害しストレスホルモンを高めるので、脳卒中になりやすいと言われています。今回の結果は、より長時間の睡眠も脳卒中リスクを高めてしまうことがわかったのです。

原因はまだ明らかではないのですが、心血管系疾患のリスク因子とは異なる何かが存在する可能性がある、とのこと。恐ろしいですよね。

■女性のベストな睡眠時間は7時間半!

長時間ダラダラ眠ってしまった時、起きたときに体がだるく、腰が痛くなりませんか? これ、寝過ぎによって健康を損ねてしまっているんですね。

睡眠時間と健康には何らかの関連があると言われているように、睡眠時間て人間の体にとって、とても重要。短くても、長すぎてもいけないということです。

それでは、いったい何時間の睡眠が体にいいのか? 実は、スウェーデンの研究チームが健康に最も良い睡眠時間を分単位まで発表しています。

男女各2,000人を対象に行った調査で、女性は7時間36分、男性は7時間48分、という事実が明らかに。つまり、女性のベストな睡眠時間は7時間半なのです!

この数字は、あくまでも基本。女性といっても、年齢や体調、仕事など人によってさまざまですから、当然ベストな睡眠時間も違います。

ちなみに、『マイナビウーマン』のアンケートによると、最も多い平均睡眠時間は「6時間以上7時間未満」。12時に寝て、朝6時から7時の間に起床というリズムでしょう。

2番目が「5時間以上6時間未満」と少し短め、3番目が「7時間以上8時間未満」となっています。働くアラサー女性は、比較的しっかりと睡眠時間を確保しているようです。

ただし睡眠時間5時間以下の寝不足と、8時間以上の寝過ぎには気を付けましょう。体に悪影響を及ぼします。睡眠時間を6時間半から7時間半までにするのが、最も体にいいので、ぜひ意識してみてください!

 

ワインは想定以上に速く歯を摩滅させる(2015/4/7 News Japan)

口の中が乾きやすい人ほど舌苔が増える。中高年に多い口臭もアセトアルデヒドの影響と考えられるという。子供から「口が臭い」と言われる人は要注意だ。

逆に言うと、口の中をきれいにして舌苔を除去していれば、がんの危険性を抑えられるということだ。江國氏は口が乾きやすい人はうがいなどで潤いを与え、食事のあと水を飲んで舌についた汚れを洗い流すことを推奨する。

「歯磨きのときに歯ブラシで舌を掃除するのは禁物。激しく磨くと舌が傷つき、がんができてしまう可能性があるのです。指のツメで舌苔を削ると、舌を傷つける上にツメに入っているバイ菌が侵入してしまいます。一番いいのは薬局などで売っている“舌ブラシ”を使い、一定方向に優しく舌を磨くこと。舌ブラシは数百円で買えます」

 これまでの研究ではワインを飲んだ1時間後に歯に軟化効果が発見されただけであったが、今回示された研究によると、例えばワインテイスターでは歯の磨滅のリスクが高くなるという。

 プロのテイスターは通常1日に150種、ワインの審査員はそれ以上のワインを試飲する。ワインテイスティングでは、口に含んで吐き出すまでの最大60秒間、ワインが口の中に保持される。

 ワインテイスティング時の脱灰を評価するため、研究チームは抜歯した第三大臼歯を白ワインおよび人工唾液に曝露させ、その経過をシミュレートした。曝露から1分後と10分後のナノスクラッチ試験を行い、結果はスクラッチ痕の深さで示された。エナメル質表面の粗さも約200%増加していた。

 調査結果から研究者らは、歯の浸食リスクを最小限にするためにカルシウム、リン酸塩、フッ化物などの再石灰化剤の利用を含めた早期の予防対策をワイン専門家は取るべきだとしており、ガムを噛んだりテイスティングの日の朝の歯磨きを省くことも、職業上のリスクを軽減することになる、と報告している。

 研究結果をうけて同大学の農業・食糧・ワイン科准教授でワイン醸造も教えているSue Bastianは、「ワインテイスティングのあと、歯は非常に柔らかい状態になっているので、水ですすぐことをお勧めします。そして歯を磨くときには、指に歯磨き粉をつけて磨くのがいいでしょう。歯ブラシで磨くのはエナメル質を損傷するリスクがあります」と所見を述べた。

 pH値3~4であるワインの酸性度は、その有機酸が高濃度であることから世界中の特に児童における歯の磨滅の主な原因とされているその他のソフトドリンクの酸性度に匹敵する。しかし現在のところ、ほとんどのワイン専門家組織では会員に対する何かしらの特別な予防措置を推奨してはいない。

「がん」が嫌なら舌を磨け 岡山大歯学部が研究結果を解明(2015/4/7 日刊ゲンダイ)

「がんで死にたくなけりゃ舌を磨け」――。こんな研究結果が発表された。

岡山大学歯学部の森田学教授らの研究グループが健常者65人の口の中と呼気を調査。舌の上にコケのように付着している汚れ「舌苔」の面積が大きい人は面積が小さい人に比べて呼気中のアセトアルデヒド濃度が高いことが分かった。アセトアルデヒドは発がん性物質で、人体に長期間触れると、がんを発生させることが分かっている。

同グループの共同研究者の江國大輔氏に解説してもらった。

「人間の口の中にいる細菌が舌苔を栄養分として体内に取り込み、排泄する際にアセトアルデヒドを発生させるのです。舌苔が多いほうがアセトアルデヒドが増えるということは、がんになる危険性が高いということ。喉頭がんや咽頭がん、舌がんといった口の周辺のがんが考えられますが、今後の研究によっては肺がんや胃がんなどとの因果関係も見つかるかもしれません」

口の中が乾きやすい人ほど舌苔が増える。中高年に多い口臭もアセトアルデヒドの影響と考えられるという。子供から「口が臭い」と言われる人は要注意だ。

逆に言うと、口の中をきれいにして舌苔を除去していれば、がんの危険性を抑えられるということだ。江國氏は口が乾きやすい人はうがいなどで潤いを与え、食事のあと水を飲んで舌についた汚れを洗い流すことを推奨する。

「歯磨きのときに歯ブラシで舌を掃除するのは禁物。激しく磨くと舌が傷つき、がんができてしまう可能性があるのです。指のツメで舌苔を削ると、舌を傷つける上にツメに入っているバイ菌が侵入してしまいます。一番いいのは薬局などで売っている“舌ブラシ”を使い、一定方向に優しく舌を磨くこと。舌ブラシは数百円で買えます」

腰痛に関係する4つの因子:肥満、喫煙、飲酒、抑うつ(2015/4/6 ヘルスデージャパン)

 

喫煙や飲酒の習慣がある人、抑うつ状態または肥満の人では、ライフスタイルを少し変えれば腰痛が和らぐ可能性のあることが、米スマ・ヘルスシステム(オハイオ州)整形外科医のScott Shemory氏らの研究で示唆され、米ラスベガスで開催された米国整形外科学会(AAOS)年次集会で発表された。

Shemory氏らは2,600万人のデータをレビューした。うち120万人、4%に腰痛がみられた。腰痛は、喫煙者(16.5%)、アルコール依存症患者(15%)、肥満患者(17%)、うつ病患者(19%)において最も多かった。

Shemory氏は、「脊椎障害で説明できず、どちらかといえば筋肉痛である腰痛の場合、肥満やアルコール乱用、喫煙、抑うつが一因である可能性がある。肥満は腰痛との関連が最も明らかで、全関節と腰部にストレスがかかる。喫煙は血流を減少させ、やはり痛みの一因となりうる。抑うつも腰痛の一因となるが、腰痛が抑うつの一因になる場合もある。アルコール依存症も同様だ」という。

さらに、「これらの問題により身体を動かさなくなり、疼痛が増す可能性がある。ただし、これらの行動を変えれば全体的な健康が改善され、腰痛が軽減する可能性がある」と同氏は話している。

今回の研究はこれらの要因と腰痛の関連性を示したに過ぎず、因果関係は示していない。学会発表された研究は、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる

虫歯になりやすい人となりにくい人(2015/4/6 楽天WOMAN)

虫歯になりやすい人となりにくい人がいる

虫歯がない健康な歯は、アンチエイジングの基本です。しかし、毎日の歯磨きを念入りに行うなど、かなり歯の健康に気を使っている方でも、虫歯になってしまう方が案外多いということをご存じでしょうか。
その反面、あまり歯には関心がなく、歯磨きもササッと短時間で終わらせているのに、全く虫歯にならない方も実は多いのです。
つまり、世の中には虫歯になりやすい人となりにくい人がいるのですが、いったいこの違いはなにが原因なのでしょうか。
虫歯のなりやすさには2つの原因が大きく関係している

虫歯のなりやすさ、なりにくさは、歯の強さなどの遺伝の影響も多少はあります。しかし、遺伝よりももっと大きな原因としてあげられるのが、唾液の量と質、そして噛み合わせのバランスです。
唾液は、お口の中を洗い流して虫歯菌や歯周病菌が増えないようにする作用や、菌を殺菌する作用、食後の酸性になったお口の中を中性に戻して、歯が溶けないようにする作用など、様々な働きをしています。

また、食事の時に酸によってわずかに溶かされた歯の最表層のエナメル質を再石灰化という作用によって元に戻す働きなどもしています。
唾液が少なくネバついていると虫歯になる

ところが、唾液の量が少なくなり、ネバついてくると、まずお口の中が唾液で洗い流されなくなってしまいますので、虫歯菌や歯周病菌が増えてしまいます。そして、食後のお口の中が唾液でなかなか中和されないので、酸性状態が長時間続くことになります。するとエナメル質が酸によって溶かされる時間が長くなり、唾液による再石灰化が追い付かなくなってしまい、虫歯になってしまうわけです。
噛み合わせのバランスが悪いと虫歯になる

噛み合わせのバランスも虫歯のなりやすさに大きく関係しています。例えば、上下の前歯であまり噛んでいない方の場合、本来前歯で負担するはずの噛み合わせの力が奥歯に掛かってしまいます。
すると、通常よりも強い力が歯の表面に掛かりますので、エナメル質に細かいヒビ割れが生じ、そこから虫歯になってしまうのです。

つまり、奥歯に限らず、噛み合わせの力が通常よりも強く掛かる歯は虫歯のリスクが増えてしまうわけです。
噛み合わせのバランスと唾液の量が関係している場合も

唾液の量と噛み合わせのバランスは、一見、相互には関係していないように思われますが、実は噛み合わせのバランスが唾液の量を少なくする原因になっている場合があるのです。それは、上下の前歯が全く噛んでいない開口と呼ばれる状態です。
開口の方は、意識しないと上下の唇が閉じないため、常にお口が開いている状態になります。すると、必然的に口で呼吸することになりますので、お口の中が乾燥して唾液の量が減ってしまうドライマウスという状態になってしまうのです。
虫歯になりにくい人は噛み合わせが良くて唾液がサラサラ

つまり、虫歯になりにくい人というのは、虫歯になりやすい人とは逆に、全ての歯の噛み合わせのバランスが良く、サラサラの唾液が沢山出ている人なのです。
ですので、もし、なんとなく奥歯だけに噛む力が掛かっているような気がしたり、唾液の量が少ないと感じるようなら、虫歯予防のためにも矯正治療などを検討する必要があるかもしれませんね。

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