予防意識が薄い?日本人の歯の平均寿命が明らかに... (2013/03/05 17:00 WooRis)

毎日は磨きをする人がほとんどだと思いますが、それでも歯肉炎や歯周病は30代、早くて20代でも発症する人が増えてきています。514歳で約40%、1524歳で約60%の方が歯肉炎で、40歳以上では80%以上の方が歯周病にかかっていると言われています。

ちなみに70歳以上は歯周病率が減るのですが、これは自分の歯が無い人が多いという状況なのです。しっかりとしたケアをしないと若いうちから歯が無くなってしまいます!

■歯磨きで安心していると歯周病に!

きちんと歯磨きをしていても歯肉炎や歯周病になるのです。

それは、原因となる菌や歯石が歯磨きだけではとれないからです。特に詰め物などしている歯の近辺は、隙間ができやすくて、食べ物が挟まりやすく、歯茎が圧迫されて、炎症をおこしやすい状態を作ってしまうのです。

夜しっかりと歯を磨いても、朝起きた時には、口がネバネバすることがないでしょうか? あのネバネバ、ヌメリは"ばい菌"が繁殖している状態なのです。

そのばい菌が毎日少しずつ溜まり、口臭や歯肉炎や虫歯などの原因となってしまうのです。

■日本人の歯の平均寿命は欧米に比べ短命!

日本人は70歳前後で健康な歯が半分の14本くらいになってしまう人が多いです。

これは、欧米では国民の80%が"予防"のために歯医者へ通っているのに比較して、日本人はたったの2%。まだまだ日本には予防で歯医者を利用するというのが少ないのです。

3ヶ月に1度の歯の定期検診、クリーニングは、歯の寿命を延ばすのにとても効果的という結果も統計調査であります。予防の為に、歯の検診にいくことは将来自分の歯をしっかりと残すためにも重要なことなのです。

歯は"悪くなってから治す""痛くなってから治す"のではなく、定期的に歯医者さんでチェックする習慣をつけると、きれいな口内環境にすることが出来るのです。

学生を過ぎると歯の検診という機会が減ってしまうので、症状が出てから歯医者に行くという悪循環に陥りかねません。是非かかりつけの歯医者をみつけて、定期検診の予約をして下さい。

このニュースについて

このページは、Uクリニック竹内歯科が2013年3月 7日 12:02に書いたニュースです。

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