歯周病治療で肝機能改善 NASH患者の数値が3ヶ月で正常に(2013/6/21号 週刊ポスト)

歯並びや噛み合わせの良し悪しが人の寿命に影響する──にわかには信じがたいが、これは歯科医療現場では半ば常識となっている事実なのだ。

 横浜市立大学などの研究チームによる肝炎と歯周病治療の関係を調べた研究がある。

 最近増加している非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者に対して、歯周病治療を行なった結果、3か月後に肝機能の検査数値が正常になったという。

 このことから、歯周病の予防は、生活習慣病予防にもつながることがわかる。

 そのためには口腔内の歯周病菌を減らす必要があるが、自分で行なう歯磨きだけでは限界があるため、歯科医院で歯科衛生士などによる専門的口腔ケアを受けるのが効果的だ。

 取れにくい汚れを専門器具などで除去するPMTCという方法もあり、保険診療で1回約3000円で受診できる。


このニュースについて

このページは、Uクリニック竹内歯科が2013年6月14日 15:13に書いたニュースです。

ひとつ前のニュースは「甘く見ないで子供のムシ歯(2013/5/27東京新聞)」です。

次のニュースは「子どもの歯周病 歯みがきで予防(2013/6/11 NHK生活情報ブログ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。