怖い口内菌、血管通じて脳に移動しアルツハイマー原因にー研究(2013/7/31 Bloomberg ニュース)

  7月30日(ブルームバーグ):歯周病を引き起こす細菌がアルツハイマー病患者の脳に入り込んでいることが、英国での研究で分かった。お口の健康が脳の健康に欠かせないことがうかがわれる。

ジャーナル・オブ・アルツハイマーズ・ディジーズに掲載された研究結果によると、アルツハイマー患者の脳のサンプル10のうち4つに、歯周病の原因菌として知られるポルフィロモナス・ジンジバリスの痕跡が見られた。一方、同年齢で認知症の症状が出たことのない10人の脳からはこの細菌は見つからなかった。

この結果は口内菌が血管を通じて脳など体の他の部分に移動するという説を裏付けたと、研究を率いたセントラル・ランカシャー大学医科歯科学部長のセントジョン・クリーン氏が電話で述べた。この説によれば、菌が生成する化学物質が蓄積しアルツハイマーを引き起こし得る。

原題:Bacteria in Brains Suggests Oral Hygiene Has Role inAlzheimer's(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Kristen Hallamkhallam@bloomberg.net

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このページは、Uクリニック竹内歯科が2013年8月 5日 17:07に書いたニュースです。

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