歯の矯正治療で使うゴムは何のため? (2013/10/10 あなたの健康百科)

<専門家へきいてみよう 「質問する」より> 

〔症例〕 20代 女性
〔症状〕 歯並びを改善したいため、歯の矯正治療を考えています。上と下の歯に輪ゴムを着けている人を見かけますが、矯正治療をする場合、必ず着けるものでしょうか。

上下の歯のかみ合わせを調整します。

 歯の矯正治療用のゴム「顎間(がくかん)ゴム」は、ブラケットやワイヤーなどのパーツから作られる矯正装置「ブレース」と併用します。 


 ブレースに付けた顎間ゴム 

 ブレースは、上と下のそれぞれの歯の列をきれいに並べる役割がありますが、上と下の歯のかみ合わせまで改善することは難しい場合があります。そのようなときに、顎間ゴムを使用し、上下の歯のかみ合わせの調整や、前後の位置を改善していきます。 

 顎間ゴムを使用する場合、日常生活では着けた状態で過ごし、食事や歯磨きのときには外すため、患者自身で装着しなければなりません。多くは、矯正治療期間の後半に使用されます。 


このニュースについて

このページは、Uクリニック竹内歯科が2013年10月19日 19:18に書いたニュースです。

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