歯周病で妊娠•出産のリスクも高まる!?(2014/1/31マイナビウーマン)

歯周病で妊娠・出産のリスクも高まる!? 予防法は歯みがきにプラスするクリーニングケア

2014年01月31日 18時00分
提供:マイナビウーマン

30歳を過ぎた筆者にとって、今もっとも気になっているのが、「いつか子どもを産みたい」ということ。まずは、相手を見つけることが最優先ではありますが(涙)、年齢的なことを考えても、いつ、そのときが来ても大丈夫なように、"産めるカラダ"であるための努力はしておきたい!

妊娠するため、そして妊娠時に気をつけるものの代表格といえば、「アルコール」や「たばこ」を思い浮かべますが、実は意外なものも妊娠時のリスクがあるらしいんです。

それが「歯周病」。妊娠時に胎児に影響を与えるものとして、歯周病もリスクが高いことが近年明らかに。Jasta Dental Clinicの瀬戸一雄先生によると、「歯周病によって増えた血中の炎症性物質が、出産時期より早い子宮の収縮を誘発して、早産や低体重児出産のリスクが高くなると考えられています」とのこと。

それだけでなく、放置すれば、糖尿病や動脈硬化、心疾患といった病気にもつながる可能性があるのだとか。つまり、これから妊娠・出産したい、また、いつまでも健康でいたい女子は、歯周病ケアをしておいて損はないということ。

歯周病の自覚症状としては、「歯ぐきからの出血」や「口臭」、「歯がグラグラする」などが挙げられますが、初期症状は自分ではわかりにくいそう。だからこそ、予防が大事になってきます。

「予防には、歯垢をきちんと落とすことが第一です。歯ブラシによるセルフケアである程度除去できます」と瀬戸先生。そして、歯みがきでは落としきれない歯石やみがき残した歯垢を落とすには、歯科医院などでクリーニングしてもらうのが効果的だそう。

とはいえ、歯科医院に定期的に行くには、お金も時間もかかりますよね。できれば、日々のセルフケアで予防したいもの。今は、自宅で簡単にプロが行うようなクリーニングが実現できる専用器具もあるので、手軽に自宅でも歯周病ケアができそうです♪

おうちクリーニングでは、みがき残しが目立つ部分をしっかりとケアするのが効果的。瀬戸先生によると、歯間、奥歯、下の歯の裏側、利き手側の犬歯が特に磨き残しが多いみたい。ポイントとしては、「通常の歯ブラシのあとに、専用器具なども使用してケアを心がけるといいですね」と瀬戸先生。

しっかりクリーニングすることで、歯の健康、体の健康はもちろん、好感度の上がる"キレイな白い歯"にもなれちゃうかも! みなさんも、今日から"おうちケア"をさっそくはじめてみませんか?

このニュースについて

このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年2月 8日 16:08に書いたニュースです。

ひとつ前のニュースは「歯周病で」です。

次のニュースは「歯が生える前から着手!歯磨き好きな子どもに育てる"プレ歯磨き作戦"3つ(2014/1/31マイナビニュース)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。