予備軍3000万人口臭の原因「ドライマウス」の怖さ−3(2014/2/15日刊ゲンダイ)

予備軍3000万人 口臭の原因「ドライマウス」の怖さ


2014年2月15日 掲載
中年に多い/(C)日刊ゲンダイ
 精神的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、唾液の分泌をうまくいかなくする。会議などで緊張すると口が乾くのと一緒だ。まさに現代病なのだ。

■画期的な特効薬はない

 どう治療するのか?
「薬の副作用が原因なら内科医と相談しながら減薬したり、シェーグレン症候群なら治療薬があります。しかし、他に画期的な治療法や特効薬はありません。原因となる病気を治すか、口中の唾液量を増やす"対症療法"が中心になります」

 対症療法は唾液分泌薬や漢方薬の服用、乾燥した粘膜を保護する保湿剤の使用が挙げられる。ガムを噛んで唾液腺を刺激したり、"ベロ出し"運動で唾液腺の周囲の筋肉を鍛え、唾液を出しやすくする方法もあるが、いずれも効果は出にくい。
「中高年世代なら"死ぬまでの付き合い"になることを覚悟すべきです。体質や生活習慣の影響も大きいので、完治は簡単ではありません」

 生き方を見直せというサインかもしれない。

【ドライマウスの自己診断】
●水をよく飲む
●夜中に乾きで目が覚める
●乾いた食物が噛みにくい
●食物がのみ込みにくい
●今までと味が違う
●口の中がネバネバする
●入れ歯で歯が傷つく

このニュースについて

このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年2月18日 15:46に書いたニュースです。

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