2014/06/24 11:30
クサ~い息の原因に!約800万人が悩む「ドライマウス」の予防法
知らない間に歯に口紅がついていて、指摘されたという経験はありませんか? ある人は注意が必要です。その裏に"ドライマウス"という症状が潜んでいる可能性があります。
実はこのドライマウス、現在日本人の約800万人が悩んでいると言われている症状です。放置すると、口臭、虫歯や歯周病、ものを食べるだけで口の中に激痛が走る......といった症状につながります。
そこで今回は、ドライマウスの原因と、体に起こる悪影響、そして予防法についてご紹介します。
■口紅が歯につくのはドライマウスのサイン!?
歯科衛生士として活躍されている高橋裕美さんにうかがったところ、ドライマウスの多くは、以下のような原因で起こるそうです。
(1)緊張やストレス
(2)薬の副作用
(3)睡眠不足、不規則な生活
(4)筋力の低下
(5)加齢
(6)口呼吸
(7)全身疾患
緊張やストレス、睡眠不足などは、唾液腺の働きの悪化につながり、唾液の分泌が少なくなってしまいます。また、病気や薬の副作用で、口内の水分が少なくなってしまう場合もあります。口の中が常にパサパサしている人や口紅が歯につきやすい人は、口の中が乾燥していて、ドライマウスの可能性があります。