ダイオウイカの歯と口 きょうから魚津水族館(2014/4/25 読売新聞)

ダイオウイカの歯と口 きょうから魚津水族館

  • 展示されるダイオウイカの口球(左)と歯(24日、魚津水族館で)

 富山湾で今月相次いで捕獲されたダイオウイカの歯と口の標本が、25日から魚津市三ヶの魚津水族館で展示される。会場には、原寸大のシルエット模型も設置され、見学者はダイオウイカの大きさを実感できる。

 展示されるのは、今月7日に富山市四方沖の定置網にかかったダイオウイカ(全長約3・5メートル)の「カラストンビ」と呼ばれる歯(長さ約7センチ、高さ約6センチ、奥行き約9センチ)と、同8日に新湊漁港沖でシロエビ漁の網にかかったダイオウイカ(全長約2・7メートル)の口(直径約8センチ)の標本。

 全身の保存は、ケースなどに多額の費用がかかることから、諦めざるを得なかった。その代わりとして、標本のすぐ横にダイオウイカの原寸大のシルエット(全長約3・5メートル)を映した模型を設置した。スルメイカやホタルイカの模型もあり、見学者は口や歯と比べてダイオウイカの大きさを実感できる。

 深海に生息するダイオウイカは、無脊椎動物としては世界最大級とされる。同館によると、富山湾では2007年に2例見つかって以来、確認例がなかった。

 ところが、今年はこれまでに同館が確認した県内の捕獲例は、既に3例あった。稲村修館長は「海水温など海の環境が変化している可能性がある」とみている。

 同館飼育研究係の草間啓さんは「一部分だけとはいえ、本物のダイオウイカを見られる貴重な機会。多くの人に足を運んでほしい」と話していた。


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このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年4月28日 17:31に書いたニュースです。

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