大人ニキビの代表"顎ニキビ"。顎ニキビは、「痛い」「治りにくい」「繰り返しできる」など、とても厄介なものですよね。では、顎ニキビを作らないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
ここでは、顎ニキビができやすくなるNG習慣と対策についてお話していきたいと思います。
■1:虫歯がある
虫歯とニキビは、とりわけ関係がなさそうですよね。しかし、実はそうではないのです。虫歯が悪化すると、歯茎に膿が溜まったり、歯根からガスが発生することがあります。これらの毒素は排出されにくく、顔の表面(顎や口まわり)に巡って毛穴から出てくるため、炎症を起こしてニキビを誘発するのだそう。
虫歯がある方だけではなく痛みや違和感がない方も、定期的に歯科検診へ行くようにしましょう。
■2:マスクによる刺激
風邪やインフルエンザ、花粉対策としてマスクが手放せない季節が続きます。肌に密着しているマスクの刺激が原因となってニキビができたり、悪化させたりすることもあるのです。
マスクはピッタリとフィットするものより、やや大きめのものを着けましょう。また、マスク内は湿度が高く、蒸れていてアクネ菌が繁殖しやすい環境なので、長時間の着用は避けてください。朝夕の通勤時に、同じマスクを着けるのも衛生的によくないのでやめましょう。
■3:洗顔が不十分
唇の下のくぼみや顎のカーブは、洗顔が不十分になりやすい場所です。下の歯と顎の間に舌を入れ、膨らませてからクレンジングや洗顔をして、汚れをしっかりと落としましょう。
■4:PMSによるホルモンバランスの乱れ
PMS(月経前症候群)によるホルモンバランスの乱れは改善が難しいので、「生理前後になると、繰り返し顎ニキビができてしまう」と思っている方は多いと思います。
そんな方にオススメしたいのが、"マグロ"。マグロは良質なタンパク質を豊富に含んでいるので、女性ホルモンのバランスを整えて、PMSの症状を軽くしてくれます。生理前後の顎ニキビが気になる方は、マグロの刺身やツナ缶を食事に取り入れてみてください。
ニキビができると、それがストレスになる、その後悪化するというスパイラルに陥りがちです。そうならないためにも、上記の対策を参考にしてみてくださいね。