目覚めの一服は肺がんリスクが高い(2014/7/7 Daily Care Net)

の日の最初のたばこを吸う時間が早いほど、肺がんを発症するリスクが高いことが、新たな研究で判明した。

 米国立がん研究所のFangyi Gu氏が率いる研究チームは、米国およびイタリアで3,200人超の現喫煙者および元喫煙者を対象に問診を実施。喫煙歴とともに、通常、1日の最初のたばこをいつ吸うかをたずねた。その結果、目覚めてから1時間以内に喫煙を始める人は、1時間以上経過してから喫煙する人に比べ、肺がんの発症リスクが有意に高かった。

 この研究では、喫煙強度、喫煙期間の長さ、その他の肺がんリスクについても考慮している。肺がんと1日の最初の喫煙タイミングとの関連は、元喫煙者よりも現喫煙者に強くみられ、ヘビースモーカーよりもライトスモーカーの方が強かった。男女差はみられなかった。

 「Journal of the National Cancer Institute」オンライン版に6月19日掲載されたこの研究の著者らは、喫煙者が1日のどのタイミングに最初のたばこを吸うかを評価することにより、「肺がんリスク予測を向上でき、肺がんスクリーニングや禁煙プログラムに有用なものとなる可能性がある」と、述べている。

 なお、今回の研究は、喫煙者の最初の喫煙のタイミングと肺がんリスクの関連を示すにとどまっており、因果関係を証明するものではなく、さらに研究を重ねる必要がある。


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このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年7月11日 16:34に書いたニュースです。

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