痛みの感じ方は調節可能?(2014/9/23 産経ニュース)

 同じ刺激を与えても、痛みを強く感じる人とそうでない人がいる。こうした差は生まれつきで変化しにくいとみられていたが、調節可能かもしれないと英ロンドン大などのチームが発表した。

 チームは、同じ遺伝子を持つ一卵性双生児25組に、熱した器具にどれだけ長く触っていられるかを試験。耐えられる時間に差があった双子では、痛みに関係する遺伝子「TRPA1」で、「メチル化」と呼ばれる現象のパターンに差があることが分かった。

 メチル化とは遺伝子の機能を調節する化学変化で、スイッチのオン・オフに相当する。この変化がどのように起きるかが分かれば、効果的な痛み止め開発につながると期待されるという。

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このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年9月24日 16:35に書いたニュースです。

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