正しい歯磨きで「歯周病予防」 4~10日は「歯と口の健康週間」
2014.6.4 08:30 (3/3ページ)
忙しい朝や会社の昼休みなど時間がないときは広範囲が磨ける大きめヘッドを使うという方法もある。「1本で万能というような歯ブラシはありません。症状や目的のほか、柄の長さや握ったときの感覚など自分が使いやすいと思ったものを探してほしい」と平野さん。自分に合うと思えるなら、ヘッドの小さい、小学生向けの歯ブラシを使っても構わない。
大阪府歯科医師会理事の山上博史さんは大人が歯ブラシを選ぶ際、歯茎の状態に注意し、「歯肉炎などがある人は『かため』のブラシは使わないで」とアドバイス。成人の場合、「ふつう」を基本にし、歯茎から出血が見られるようなときは「やわらかい」ものに変えるといいという。