胃から口の中に進入した熱のせいで、口が渇いてねばついたり、歯茎が赤く腫れて出血したり、歯槽膿漏といったトラブルも引き起こしがち。口内炎になりやすい傾向もあります。
また、胃が熱を持つとお腹がすきやすくなります。食欲過剰になり、さらに胃が熱を蓄え、どんどん必要以上に食べられるという「魔のメタボ胃袋」になり、立派な「口臭デブ」化するという恐ろしい事態になりがちです。
このタイプは放っておくと胃潰瘍になる危険性もあるので要注意。
胃の「火消しフード」で口臭をシャットアウト
胃熱タイプの口臭対策は、とにかく胃にこもった熱を冷ますことが大切。胃に集中的に働きかけて、一気に火消しする食材を取り入れて、口臭をシャットアウトしましょう。
【おすすめの食材】
■トマト
身体の余分な熱を冷ますとともに、胃熱を鎮めてくれるパワー絶大。胃熱口臭対策には欠かせない食材。また、食欲過剰気味のときには朝イチでトマトを摂取しておくと、一日中食欲が落ちつくので、お試しを。暑気払いにもよく、夏バテにもおすすめ。二日酔いにも役立ちます。
【コンビニ/外食】グリーンサラダ、トマトジュース
【居酒屋】冷やしトマト
■大根
身体にこもった熱を下げるとともに、胃をクールダウンし消化を促進して、スッキリさせる効果があります。吐き気、胸やけ、口内炎にもよい食材。のどの痛みや炎症など、気管支系トラブルにもおすすめ。かいわれ大根も使えます。
【コンビニ/外食】大根サラダ、おでんの大根
【居酒屋】しらすおろし、ふろふき大根