仕事中に女性と話していて、態度が悪いと感じたら、もしかしたらあなたの口臭で、怪訝な顔をされているかもしれません。
自分ではタブレットやガムで口臭予防をしているつもりでもタブレット系の香りと、食事の異臭が交じり合っていることに気づいていないことが意外と多いものです。どんなものを食べたら異臭となってしまうかも学習しておきましょう。
■口臭はなぜ発生するのか?
自分の匂いはわかりづらいかもしれませんが、口臭は主に、口の中の食べ物カスによる細菌や虫歯、胃腸の消化不良で吐く息が臭くなったり、風邪などで耳鼻咽喉が弱っている時、そしてタバコやコーヒーなどによるヤニなどが原因で匂ってしまうそうです。
■口臭の原因となる食事ワースト3
風邪からの口臭は治れば問題ないですが、タバコやコーヒーは控えるのがベター。タブレットやガムでは、口の中に残った食べ物カスと入り混じるので、昼食後の歯磨きが望ましいでしょう。しかし外回りなどで機会が持てない場合は、口臭の元となってしまう食事例を3つ挙げますので、ご参考に。
1)野菜の摂取量が足りない
定食の野菜を残す人が目立ちますが、必ず食べるようにしましょう。野菜には口臭予防となる、フラボノイドやクロロフィルといった成分が入っています。またミーティングのある日はニンニク料理や、コーヒーを選ばないこと。飲み物は緑茶やウーロン茶に入っているカテキンも口臭予防効果が期待できます。
2)丼物や具沢山の麺類を避ける
丼物や寿司、パスタ、ラーメンなど、動物性食品と炭水化物を同時に食べるメニューも胃腸での消化に負担がかかり、口臭の元になる可能性があります。動物性食品と炭水化物は消化経路が違うそうなので、なるべく定食やランチコースにしておかずを食べ終わった後に、ご飯やパンを食べるようにしましょう。
3)デザートのフルーツが口臭の元にも
ランチについてくる食後のフルーツやフルーツ系スイーツも口臭の元となります。「フルーツ酸」という酸が、先に胃の中に入った食べ物を胃の中で発酵させてしまうので、異臭が発生し、それが口臭の元となります。また発酵の際、ガスも発生させるので胃もたれやポッコリお腹の原因にもなるようです。
口の中の食べ物のカスはタブレットやガムで多少ごまかせても、この3つは胃の中で起こることなので、匂いも強烈です!ビジネスマンが選びがちなメニューに落とし穴があるので、メニュー選びに気を付けて、さわやかな息を心がけましょう。