しみるのは歯?歯ぐき?実は2タイプある知覚過敏のひみつ(2014/11/26 朝日新聞)


~ しみるのは歯?歯ぐき?実は2タイプある知覚過敏のひみつ ~

■あなたはどっちの知覚過敏?

むし歯ではないのに歯がしみる――これが知覚過敏です。とくに冷たいものがしみるという特徴があります。
歯の外側はエナメル質というかたい組織でおおわれています。その中には少しやわらかい象牙質という組織があり、
象牙細管という細い管を通して歯の神経とつながっています。
知覚過敏は、この象牙細管から刺激が神経に伝わり、痛みが生じることで起こります。


■知覚過敏には2つのタイプがあります。

1)歯に由来するもの
歯ぎしりなどにより、歯が薄くなったところにひびが入ったり、エナメル質の根もとが削れたりします。
そうすると、その部分から神経に刺激が伝わりやすくなります。

2)歯ぐきに由来するもの
通常、歯の外側はかたいエナメル質におおわれているためすぐに痛みは伝わりません。
しかし、加齢によって歯ぐきが下がると、エナメル質におおわれていない歯ぐきのキワの象牙質が露出し、
神経に刺激が伝わりやすくなります。

このニュースについて

このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年11月28日 18:02に書いたニュースです。

ひとつ前のニュースは「歯ぐきを意識したブラッシングが最大のカギ!知覚過敏の予防法(2014/11/27 朝日新聞)」です。

次のニュースは「スマホ見る姿勢、首の負担は小学生1人分―米専門家が警告(2014/11/26 あなたの健康百科)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。