オペラの劇場に専属歯科医がいる理由は何なのか(2014/10/29 dental technology information)

オペラ歌手は歯が悪い?何故専属歯科医がいるの?

素晴らしい美声を聴かせてくれるオペラ歌手ですが、オペラの本場と言われているイタリアのオペラ劇場には劇場専属の歯科医が居るというのですが知っていましたか?
ではそれは何故なのか?そんなにオペラ歌手は虫歯になりやすかったりするのでしょうか?

オペラ歌手はその歌声の声量が凄まじいものがあり、その声の衝撃によって前歯が突然抜け落ちてしまうことがあるというのです。何度も何度も練習を重ねれば重ねるほど歯に衝撃を与え続けてしまう為、本番直前になって歯が抜け落ちることも珍しいことでは無いと言います。そんな緊急事態の場合に劇場専属の歯科医がすぐに治療してあげるんです。
オペラ歌手の歌声が本格的になればなるほど歯が抜けやすくなるみたいなので、専属歯科医が居るというのは本場イタリアならではという事かもしれませんね。
迫力のある美しい歌声を聴かせてくれる裏側では、そんな知られざる苦労があるとは驚きです。一種の職業病みたいなものですね。
ちなみにイタリアでは労働災害として認められているようです。
(2014.10.29)


このニュースについて

このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年12月16日 17:58に書いたニュースです。

ひとつ前のニュースは「活性酸素と歯周病との関係性について(2014/10/08 dental technology information)」です。

次のニュースは「大掃除 正しいフォームで 運動になり けが予防 (東京新聞 2014/12/16) 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。