妊婦さんって歯科治療して大丈夫なの?(2014/12/12 dental technology information)

妊娠中に歯医者さんに行って良いの?

基本的には治療してはいけない時期は無いようです。しかし妊娠初期の2〜3ヶ月前後は非常に過敏で切迫流産などの危険性も高い為、治療はなるべく避けるようにした方が良いようです。
妊娠初期は応急処置でとどめておいて、安定期にしっかりと治療する方が良いかと思います。そして安定期に入ったらしっかりと治療して下さい。
出産後は育児が忙しかったり面倒を見てくれる人がいなかったりで治療する時間がとれなくて虫歯などが進行してしまう可能性があります。口腔内に問題がある場合には安定期にしっかりと治療しましょう。

母子手帳にも妊娠中の歯の状態のチェックページがあるし、健康センターなどから勧められると思うのですが歯科検診は受ける方が良いです。もし歯周病により歯肉出血を起こしたら、口腔内の細菌が血流に入って胎児に感染するという可能性もあります。
それだけでなく口腔トラブルから早産や低体重児出産のリスクが高くなるので、お母さんへの第一歩として口腔ケアをしっかりした方が良いかと思います。

その他X線や麻酔、歯科医院で処方される薬など心配される事柄は多いかと思います。しかし歯科医院に母子手帳を提出して妊娠している事を伝えれば、しっかりと問題無いような対応をしてくれるかと思います。X線も麻酔も局所的なので基本的には大丈夫だと言われていますし、念のために処方された薬を産婦人科の主治医の方に確認すれば確実です。

(2014.8.23)

 


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このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年12月12日 17:34に書いたニュースです。

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