凝りほぐして「質」高める(2014/11/16 読売新聞)



 脂肪をため込みやすい冬。まずは食生活の見直しと運動と考えがちだが、ダイエットには睡眠も深く関係している。

 睡眠医療のエキスパート、秋田大学の清水徹男教授によると、「睡眠不足だと太りやすい」は最新の研究でも明らかだという。「満腹ホルモンと言われるレプチンは、睡眠不足だと少なくなる。一方で食欲ホルモンと言われるグレリンは睡眠不足の人ほど多い。その結果、空腹感と食欲が高まり、エネルギー消費が減ってしまう」。7~8時間寝ている人は肥満度が低く、6時間以下、あるいは9時間以上寝ている人には肥満が多いという。

 睡眠時間が少ないと、糖尿病、高血圧などの生活習慣病になりやすいこともわかっている。

 元ミス日本で睡眠コンサルタントの友野なおさんは「太りにくい体質作りには質の良い睡眠」と話す。「仕事で寝不足が続き、ストレス解消に毎晩ケーキやラーメンを食べていたら、2年間で10キロ以上も太った」という経験から、眠りの質を高めるワンポーズスリープヨガを考案した。全身にたまった1日の凝りをほぐし、血流を良くする。

 デスクワークや家事などで前かがみになることが多い人には、肩から腰をほぐす「コブラのポーズ」。ダイエットに最適なのは、腸を刺激して便秘も解消できる「橋のポーズ」。自律神経を整える効果もある。

 冬場は、起床後すぐ布団の中で行うグーパー(開閉)運動もいい。手足を30回グーパーするだけで脳を刺激してすっきり目覚めることができるという。


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このページは、Uクリニック竹内歯科が2014年11月18日 15:48に書いたニュースです。

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